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ビッグデータの活用

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最近さまざまなメディアで目にするビッグデータというキーワード。
その活用に注目が集まっています。

活用の重要性が高まるビッグデータ

ビッグデータとは文字通り、テラバイト、ペタバイト、もしくはそれ以上の大量データを指します。また、これまでデータベースに格納していたような構造データだけではなく、SNS、センサー情報、音声・画像など非構造データも対象であり、さらに処理もリアルタイム性が求められることがあります。

業務システムのデータ、サーバーのログファイル、Webサイトやブログのデータ、Twitter・Facebookなどのソーシャルメディアに投稿されたテキストデータ、モバイル端末やICカードの利用ログ、赤外線や温度センサーのデータ、交通や気象データなど、世の中には種類も質もさまざまな情報が日々生成されています。

このような大量の情報、つまりビッグデータについて、分析して役立つ情報を取り出したり、データを組み合わせて新たな情報を得たりといった活用が盛んになっています。

ビッグデータが与える効果

では、ビッグデータを活用すると、どのような効果が得られるのでしょうか。
大きく分けて、以下の三つがあります。

1.異変を察知する

  • 防犯カメラの画像や音声、指紋データなどから犯罪者やテロの脅威を検出する
  • クレジットカードの決済履歴から個人の利用パターンを抽出し、不正使用時の異常な利用パターンを検知する
  • システム稼働データのこれまでの出力メッセージの滞留数や出力傾向から、障害の予兆を検知する

など、「正常」「異常」のパターンを見つけ出し、異変を察知します。

2.未来の予測

  • Webサイトのアクセスログやコールセンターの音声ログから顧客の行動パターンを予測する
  • 刻々と変化する気象データや過去の事故データから天災や人災を予測する
  • GPS端末を搭載した自動車の位置情報から車の速度や走行方向を算出することで渋滞を予測する

など、過去のデータから未来を予測します。膨大なデータをさまざまな角度から解析することで、予測の精度も高まります。

3.現状分析を詳細にする

  • Webサイトやブログ、SNSでの口コミやTwitterのつぶやきなどから自治体や住民サービスに関する評判を把握する
  • POSデータを詳しく解析し、売れ筋把握や購買者の属性などをもとに新製品を開発する

など、現状を詳細に分析することで、今の姿を描き出すことが可能になります。

以上のように、あらゆるデータ端末から集められるビッグデータを分析することによって、これまで気づかなかった事象の変化を把握したり、今まで意識していなかったデータから新しい価値を見出したりといったことが可能になるのです。

注目されるようになった背景と今後の展望

以前から、大規模なデータを分析して活用する事例はありました。
最近、特に注目されるようになった背景には、

  • スマートフォンやデジタル家電、ネットワークに接続できるセンサーやICチップなどが普及し、電子的に取得できるデータ量が増大したこと
  • 情報を記録するハード(ストレージ)が安価になったこと
  • サーバーが高性能になりデータの処理速度が高速化されたこと
  • オープンソースの大量データ処理技術であるHadoopのように大量データの分析に適した技術が登場してきたこと(より速く、安く分析が可能に)
  • クラウドの普及

などが挙げられます。

このような背景もあり、ビッグデータを活用した高度な社会インフラの構築は、官民問わず今後ますます期待されていくでしょう。日立でも、ビッグデータの収集・蓄積・分析・利活用を実現する「ビッグデータ利活用サービス」を提供しています。

また、総務省では3月までにビッグデータの活用が生み出す経済効果や課題を取りまとめる予定です。さらにビッグデータ活用に関する研究開発や新事業創出を支援するための費用も13年度予算に盛り込まれるとのことなので、今後の動向にも注目していきましょう。

総務省、「ビッグデータ」活用で3月に方針−多様な情報、新事業創出に(朝日新聞デジタル、1/11掲載)
[URL]http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201201110005.htm

(2012年2月22日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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