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自治体の広報が面白い

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この1年くらいで、自治体がTwitterなどこれまでとは違ったメディアを活用して情報発信(広報)することが珍しくなくなってきました。それと同時に、住民も自治体が発信する情報にこれまで以上に注目し、触れる機会が増えているように思います。自治体と住民とのコミュニケーションも生まれ、新しい試みもたくさん出てきています。

今回は、Webやスマートフォン向けのアプリなどを使った、新しい形のユニークな自治体の情報発信(広報)を取り上げます。

自治体内外の人がコミュニティサイトで盛り上げる

島根県では、県内在住や出身の方だけでなく、島根が好きな人、島根に興味のある人などによる投稿で、さまざまな角度から島根を盛り上げる「リメンバーしまね」を開設しています。「こっそり島根を盛り上げよう」といった合言葉ながら、多数の応援団員によって盛り上がっているコミュニティサイトです。特筆すべきは、タイトルの下に「日本で最も知名度が低いことで日本一有名な島根の応援サイトです」と書いてあること。観光地や名産を一番に持ってくるのではなく、敢えて知名度が低いことを前面に出すことで、他では見られない新たな特長を作りあげ、関心を集めています。

このサイトでは、寄せられた投稿や情報を「おもしろスポット編」「グルメ編」「温泉編」などのカテゴリー別に編集して本をつくる「島根本プロジェクト」が進行中です。島根の面白スポットや島根ネタなどを集約した「WEBOOK」を、これまでに2編リリースしています。投稿やコメントの数も多く、活気のあるコミュニティで、「島根本プロジェクト」のようにみんなで一つのものを作り上げていく、まさに参加型の王道で成功しているサイトではないでしょうか。

スマホのアプリで盛り上げる

和歌山県有田市では、スマートフォン向けのアプリ「AR-ARIDA」を開発しました。有田市の情報が得られるだけでなく、AR(拡張現実)を用いて有田みかんを栽培できるゲームなどが用意されています。定期的に水やりなどをするゲームなので、楽しみながら頻繁に有田市の情報に触れさせる作りになっている点がポイントです。

また、高知県では「高知県ソーシャルゲーム企画コンテスト」を開催し、地域産業の活性化を図っています。タイトルに「果敢に挑戦!産業振興計画」とあるように、一般的な情報提供(広報)とは少し意味合いが違いますが、優れたソーシャルゲームを高知県民が作り、それを高知県から発信することで、地域を盛り上げていこうという考え方は、広報の主旨と一致します。

高知県ソーシャルゲーム企画コンテスト
[URL]http://www.pref.kochi.lg.jp/~contents/game/

このように、自治体の情報発信(広報)は、自治体からの一方向の情報提供ではなく、自治体と住民、そしてその自治体の外に住む人々との双方向のコミュニケーションによって、新たな広がりを見せはじめています。

(2012年4月11日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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