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人々の氏名には多様な漢字が使われています。このため国や自治体といった行政機関および企業では、情報システムで氏名を適切に扱うために、コンピュータに標準搭載されていない文字を「外字」として作成するなどの取り組みを行ってきました。しかし行政機関内だけでも「戸籍統一文字」や「住民基本台帳ネットワークシステム統一文字」など複数のコード体系が存在しているため、電文交換に不都合が生じたり、外字作成や管理にかかる手間とコストの増大が大きな課題となっていました。

そこで経済産業省は2010年、これらの課題解決と将来の共通番号制度などを視野に入れた電子行政を推進するため、戸籍や住民票に必要とされる文字を対象に、行政機関だけでなく企業や一般人も利用できる統一インデックスを作成する「文字情報基盤」整備事業をスタート。同事業を受託したIPA(独立行政法人情報処理推進機構)は2011年10月、その成果物となる文字フォント(IPAmj明朝フォント:58,712文字)および文字情報一覧表をPCから閲覧できる環境を構築しました。

そして、同事業で整備した文字フォントをWeb上で公開し、PCから自在に入出力(ディスプレイ表示、プリンター出力)できる環境を準備することで、一般国民の方々にも文字情報基盤のメリットを体験していただける場として、また多様な人名漢字をさまざまなプラットフォーム、Webブラウザーを介して伝送・表示するための技術的課題の抽出を目的として開始されたのが「漢字に触れてみよう−文字情報基盤プロモーションサイト−」です。本サイトは2012年6月4日から2013年1月31日まで公開されていますので、皆さまからのアクセスをお待ちしています。なお、本サイトの基盤は日立のPaaSサービス「Harmonious Cloudプラットフォームリソース提供サービス」を用いて構築しました。

文字情報基盤実証実験Webサイト(IPA)漢字に触れてみよう−文字情報基盤プロモーションサイト−
[URL]http://www.mojikiban.ipa.go.jp/ipapro/

文字環境にかかわるさまざまな課題を解決

いま行政機関や企業では、PCのOSをWindowsR7へ移行する作業が本格化しています。ここでも、WindowsRXPまで使われていた文字環境「JIS90」と、WindowsRVista以降の文字環境「JIS2004」との互換性問題(入力した文字が意図しない字体で表示されたり、空白文字になるなどの問題)が発生するため、業務システムごとに登録した外字の一元管理、文字共通基盤の構築が重要な課題となってきます。

日立はこうした課題を解決するため、複数業務システムの文字環境を一元的に管理できる「日立文字基盤ソリューション」を提供しています。本ソリューションでは日立が全国自治体の戸籍システム構築で培ったノウハウを活用し、お客さま環境の現状分析に始まるコンサルティングから文字環境の整備、全国およそ450自治体で導入されている電子字典ソフトウェア「五萬悦」や漢字統合管理システム「漢字かなめ」を適用した文字共通基盤の構築までをワンストップに実現していきます。今後も日立は、国が推進する文字情報基盤整備事業やWindowsR新バージョンなどへの迅速な対応を図りながら、「五萬悦」や「漢字かなめ」の継続的なバージョンアップと各種サービスの拡充により、さまざまな業務システムにおける文字情報の運用と業務効率の向上に寄与する文字環境を提供し続けてまいります。

(2012年6月13日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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