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自治体におけるクラウド導入の取り組み

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財団法人地方自治情報センター(LASDEC)は、自治体クラウド導入事例の調査結果を公表しています。

資料が作成された目的とその内容

この資料は「自治体クラウド導入の促進」と「自治体クラウドの推進実務者支援」を目的として作成され、自治体クラウドの概要、導入の全体像、導入推進方法、導入に当たっての参考資料(導入事例、対応アプリケーション一覧など)が掲載されています。

また、資料中に「誰が、どのような時に、資料のどの部分を参照すればよいか」の一覧表も記載されており、自治体クラウド導入の「虎の巻」のような資料となっています。

この資料のみどころ

目的の一つとして自治体クラウドの推進実務者支援をあげていることから、導入を実施する担当者の視点に立った説明になっているのが特徴的です。

例えば、「3章 自治体クラウド導入の全体像」では、自治体クラウドの導入手順を以下のようにフェーズ分けし、各フェーズで実施する作業項目・手順・課題の解決方法などを要約して示しています。

Phase0 事前検討(自治体クラウド導入に係る勉強会の実施などによる情報収集、参加団体の調整、関係者・関係部門への説明など)
Phase1 計画立案(自治体クラウド導入の基本方針を固め、推進体制や具体的な導入計画を策定)
Phase2 仕様検討・システム選定(新システムの仕様検討、パッケージソフトウェアや他団体に合わせた業務見直し)
Phase3 導入・移行(システムに合わせた業務変更やデータ移行、テスト・研修)
Phase4 運用(稼働システムのサービスレベルの評価、サービスの継続・切替)

続く「4章 自治体クラウドの導入推進方法」では、各フェーズの実作業をどのように進めていけばよいかを説明しています。

例えば、「推進体制の立ち上げ」の際、「参加団体が集まらない」「参加団体の責任分担の調整が難しい」といった、このフェーズにおいて想定される課題に対して、解決方法と参考事例が紹介されています。

ほかにも、「総合行政システム共同化に係る協定書(実際のサンプル)」や「仕様検討・システム選定フェーズでの実施項目」といった、自治体の方が気になる部分の事例が紹介されているので、非常に参考になるのではないでしょうか。

  • 4章 自治体クラウドの導入推進方法(LASDEC)(PDF形式)
     ・「推進体制の立ち上げ」における想定課題及びその解決方策等(P3〜4)
     ・総合行政システム共同化に係る協定書(熊本県錦町、宮崎県都農町・高原町)(P5)
     ・4.3 仕様検討・システム選定フェーズ(P20〜44)

これまでは、システム運用コストの軽減を狙って導入を検討する自治体が多かった自治体クラウド。震災以降はBCPの観点から導入を検討する自治体が増えてきているといいます。この資料は自治体クラウドの三つのパターンのうち、共同利用を念頭に書かれています。特に、共同利用に取り組まれる場合は、非常に参考になると思います。是非、ご一読ください。

(2012年7月25日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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