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福岡県北九州市

現場拝見!導入事例ウォッチング

高信頼なクラウド基盤を活用し、他自治体データの遠隔バックアップサービスを提供

大規模震災に対するBCPの観点から、自治体が管理する住民情報を遠隔地に保管する動きが広がっています。
2009年、政令指定都市では初めて本格的なプライベートクラウドを稼働させた北九州市と近隣自治体で構成する「北九州地区電子自治体推進協議会KRIPP(クリップ)」は、その高信頼なシステム基盤を利用して、岩手県釜石市などのバックアップデータをネットワーク経由で保管するサービスを開始。
複数の自治体で共用する、安全・安心な「コミュニティクラウド」の構築につながる動きとして大きな注目が集まっています。

〜お客さまの声〜

クラウド基盤を活用した新たな取り組みを開始

仮想化技術を積極的に採用したクラウド基盤により、庁内に乱立していたサーバを集約し、情報システムのスリム化に成功しました。特に、ストレージ(ハードディスク)が統合できたことで、庁内全体のデータのセキュリティが向上し、安全・安心な運用が実現できています。プライベートクラウドの特性上、日常的な運用ではリソースに若干の余力があるため、新たな活用方法がないかと模索していたところ、ともに“鉄のまち”という縁から東日本大震災の復興支援を通じて友好関係のある釜石市との間で、重要データをこのクラウド基盤に遠隔バックアップできないかという構想が持ち上がったのです。

他自治体のデータを遠隔バックアップで安全に保管

稼働中のクラウド基盤と人材をうまく利活用することで、今回のサービスに関する負担を最小限にすることができました。当市はKRIPP内の意見調整といったマネジメントを担当し、稼働までの技術的な部分は日立さんにお願いしましたが、大きな問題もなくスピーディなサービスインを実現できました。

既存のリソースを最大限に活用しながら提供するため、各自治体が個別にバックアップシステムを構築する場合と比べ、価格も抑えられ、割安になります。
このため福岡県苅田町と釜石市からは“安心なうえにコストも安い”と非常に喜ばれています。特に東日本大震災で被災された釜石市のBCPに貢献できたことは当市にとってもたいへん喜ばしいことです。
当市は数年前から“ディザスター・リカバリーの拠点化”を推進しています。
今後も当市ならびにKRIPPでは、地域の垣根を超え、より広範囲の他自治体に対してさまざまなサービスを積極的に展開していくつもりです。

「コミュニティクラウド」の先駆けに

優秀なSEさんのおかげでスピーディにサービスを立ち上げることができ、非常に感謝しています。ベースとなっているクラウド基盤についても2009年のサービスインからこれまで、ハードウェアトラブルでシステムが停止したことはなく、柔軟な運用性といった点も含めると、クラウド基盤への評価は、ほぼ満点と言っていいでしょう。

まずはIaaS、そしてPaaS、将来的にはSaaSへとサービスの構成要素を順次進化、拡大させていくのが目標です。それには、より広い範囲の自治体間でサービスを共同利用し、さらなるコスト低減を図ることが重要なポイントになります。
そのためにも日立さんには引き続き、クラウド基盤の安定稼働を支える高信頼なサポートと、サービス強化に向けた新たな提案を期待しています。

(2013年5月8日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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