ページの本文へ

Hitachi

自治体ICT 応援サイト CyberGovernment Online

Q.「ガバメント2.0」とは、どのようなものですか?

前田
はい。「ガバメント2.0」とは、国や自治体などの行政が保有しているデータを、再利用しやすい形で公開して、個人や企業などの民間が利用し、住民の力を行政サービスに活かしたり、住民が政策決定に参加したりする取り組みです。「web2.0」の提唱者のティム・オライリー氏が2009年に提唱したコンセプトで、これを成功させるためには、「政府のプラットフォーム化」が必要だと言われています。当初は、欧米を中心とした取り組みでしたが、東日本大震災以降、日本でも注目されてきています。

Q.具体的な例を教えてください。

前田
はい。例えば、イギリスで開発された「FixMyStreet」というアプリを利用すると、市民は道路施設の破損といった地域の問題をスマートフォンで撮影・送信し、行政機関に報告することができます。

現在千葉市が「FixMyStreet」のような仕組みを活用した地域課題の解決を検討しています。実証実験を実施し、市民からどのような投稿があるのか、その解決について行政機関と市民がどのように役割分担をすべきかなどを検討していく予定です。

また、災害時に被害状況を市民に報告してもらい、Webサイト上の地図に表示する「ちば減災プロジェクト」も導入しています。雨で危険な水溜まりができているといった身近な災害情報を共有し合い、自助・共助へつなげていく市民参加型のプロジェクトです。

こうした取り組みの目的は、行政機関の負担を市民に肩代わりしてもらうことではなく、市民のニーズに合ったより良いサービスを実現することです。
そのためには、市民と行政機関が「地域課題に協力して取り組む」という共通認識を持つことが大切です。

よくわかりました。ありがとうございます、前田さん!

(2013年8月28日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

テーマ別まとめ

注目キーワードに関連した記事をまとめました。

何をお探しですか?

製品・ソリューションや、電子行政用語集などを検索することができます。

配信を希望される方へ

自治体ICTに関する旬な記事を月2回メールマガジンでお届けします。登録は無料です。

ご登録はこちらから