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IoT時代に対応したセキュリティ対策

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便利で快適な生活を実現するIoT

身近なモノがインターネットにつながり、さまざまなデータをやり取りする「IoT(Internet of Things)」。ネットワークを介してリアルタイムでやり取りされるデータは、モノ単体の価値以上の新たな価値・サービスを生み出し、快適な生活の実現や作業の効率化・自動化などを実現します。以前こちらのコーナーでもお届けしたとおり、すでに多くの分野でIoTが活用されており、2020年までに250億個のデバイスがネットワークにつながると予測されています。

身近なモノで言うと、デジタルカメラで撮った写真を、PCを介さずにSNSに投稿したことがあるという方はいませんか?これは、デジタルカメラにWi-Fi機能を搭載することで実現する便利な機能で、これもIoTです。従来はPCを立ち上げデジタルカメラの写真を取り込んでからでないとSNSに投稿することができませんでしたが、IoTによってより簡単にSNSに投稿でき、デジタルカメラ単体以上の価値を生み出しています。

また、公共分野では、道路、橋、電柱などに取り付けたセンサーのデータと過去のデータやオープンデータなどを組み合わせてビッグデータ分析することで、異常を検知したり、適切なタイミングでの部品交換に役立てたりといったことが行われています。

IoTが抱える課題

このようにとても便利でさまざまな分野で活用されているIoTですが、一方でセキュリティリスクが懸念されています。その主な理由の一つとして、IoTデバイスの物理的な制約が挙げられています。年々小型化や省電力化などが進むモノに通信機能を搭載するわけですから、PCと同等のCPUやメモリなどのリソースはないことがほとんどです。その限られたリソースにセキュリティ機構を構築するので、十分なセキュリティが確保できないままネットワークにつなげられるケースなどが懸念されています。この他にも、IoTデバイスからネットワークに流れるデータの安全性の確保なども課題として挙げられています。

セキュリティリスクに対する動向

懸念されるセキュリティリスクに対し、総務省と経済産業省は共同でIoTにかかわるセキュリティ上の取り組みを検討する「IoT推進コンソーシアム IoTセキュリティワーキンググループ(以下、WG)」を開催しました。

第一回目のWGでは、最近のIoTセキュリティの動向や脅威となる事例について報告されています。事例は自動車をハッキングして、ドアロックやエンジンスタートなどの遠隔操作をするものや、ホームオートメーション用のパネルを通して玄関の解錠を行うものなどが紹介されており、悪意をもって誤作動させたり、資産を搾取されたりといった脅威につながるとしています。

このWGでは、以下の二つのガイドラインについて議論されており、5月を目途に策定される予定です。

  • IoT機器等の設計・製造・構成・管理に求められるセキュリティガイドライン
  • IoT機器の通信ネットワークへの接続に係るセキュリティガイドライン

今後AIやビッグデータ、ロボットといった技術と組み合わせると、IoTの活用範囲はますます高度化されていき、果たす役割も重要になってくることが予想されます。IoTはまだ過渡期にある技術です。先述したガイドラインの整備や、環境、体制などを整え、安全・高品質を実現していくことで、将来的にずっと使われていく技術となっていくでしょう。

日立は新たな価値を創出するIoTのソリューションを提供するとともに、IoTのセキュリティ向上に向けたさまざまな研究を行っています。

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(2016年5月11日)

  • * 記事の内容は配信時点での情報をもとに作成しているため、その後の動向により、記載内容に変更が乗じている可能性があります。

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